一般社団法人ベンチャー型事業承継

和歌山発!アトツギベンチャー作戦会議 「家業の経営資源でおもろいビジネス始めよう!」【アトツギトークセッション】


和歌山発!アトツギベンチャー作戦会議
「家業の経営資源でおもろいビジネス始めよう」
中小企業の若手後継者が家業の経営資源で新たなビジネスを展開する「ベンチャー型事業承継」(※)を推進する近畿経済産業局では、中小企業の若手後継者を対象に、新規事業開発の支援を展開しています。

キーワードは、「成長性」と「独自性」。
いま国や産業界からも、若い世代のアトツギが始める新たなビジネスに期待が高まっています。

とはいえ、中小企業のアトツギが、家業のフィールドで新しいビジネスを立ち上げていく過程では、スタートアップベンチャーとは何もかも事情が違います。家業の経営資源を活用できるというアドバンテイジと同時に、アトツギならではの苦労や障壁があります。

このトークセッションでは、和歌山を代表するアトツギベンチャー、平和酒造の山本典正氏と、今まさにアトツギベンチャーとして新しい事業に取り組んでいる菊井鋏製作所の菊井健一氏が登壇。二人は共通して、国内での新規事業だけでなく、海外を見据えた事業展開を試みているおり、新規事業に立ちはだかる障壁をどう乗り越えていくのか、「アトツギあるある」を本音で語りながら、来場の皆さんとの双方向でのディスカッションを交えて、事業化のヒントを探ります。

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【開催日時】
2018年10月23日(火) 15:00~17:00

【場所】
紀陽銀行東和歌山ビル3階
〒640-8342 和歌山県和歌山市友田町4丁目123
URL:https://goo.gl/maps/RV9Qh1dZgrP2

【定員】30名(要事前予約。満席になり次第締め切ります)

【対象】
家業を継いだ若手経営者・経営幹部、家業の承継を予定・検討している方、事業承継に関心のある支援機関など

【参加費】無料
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<ゲストスピーカー>

■平和酒造株式会社
代表取締役専務 山本典正氏
http://www.heiwashuzou.co.jp/

1978年生まれ、和歌山県出身。東京のベンチャー企業を経て、2004年に平和酒造へ入社。それまでの廉価な大量消費のためのお酒ではなく、日々の人生に豊かな彩りを添えられるお酒を届けたいとの想いから「紀土」「鶴梅」を立ち上げ。近年ではクラフトビール「平和クラフト」の発売も開始。
和歌山の柔らかできれいな水を活かした「紀土」「平和クラフト」は、お酒が苦手という方にもお酒の魅力を知ってもらいたいという、強い願いを込めている。また、斜陽産業と言われる酒造業界において新風をふかせるべく、若い蔵人の育成にも力を注いでいる。酒造りへの情熱を胸に秘めた平均年齢30歳の若い醸造家達とともに、伝統と革新をもって酒造りを行う一方、日本酒の魅力を伝える活動を行う。

■有限会社菊井鋏製作所
代表取締役社長 菊井 健一氏
http://www.scissors.co.jp/

1987年 祖父の代から続く理美容ハサミ製造工場の家系の長男として生まれる。工場が自宅の近くであったため、幼い頃から祖父や父、工場で働く職人たちの背中を見て育ってきた。高校卒業後、京都大学工学部に入学。専攻は化学であり金属加工とは畑違いの分野であったが、京都の土地柄、文化に触れるなかで「祖父の代から続くものづくりの伝統の灯を絶やしたくない」という想いが強まり、在学中に家業を継ぐことを決意。大学卒業後すぐ、有限会社菊井鋏製作所に入社し、ハサミづくりの基礎から学ぶ。同時に販路開拓や商品デザイン、広報も担い、自社ブランド強化に取り組んできた。2016年、28歳で3代目として事業承継を行なう。事業承継後は自らが陣頭指揮を取り、海外展開にも力を注いでいる。

<モデレータ>

「アトツギもかっこいい」を提唱するベンチャー型事業承継の伝道師
近畿経済産業局 NEXT INNOVATION 事務局 プロジェクトリーダー
大阪イノベーションハブ チーフプロデューサー
社団法人ベンチャー型事業承継 代表理事
株式会社千年治商店 代表取締役
山野千枝

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