一般社団法人ベンチャー型事業承継

明石発!アトツギベンチャー作戦会議 「家業の経営資源でおもろいビジネス始めよう」【アトツギトークセッション】


明石発!アトツギベンチャー作戦会議
「家業の経営資源でおもろいビジネス始めよう」

中小企業の若手後継者が家業の経営資源で新たなビジネスを展開する「ベンチャー型事業承継(※)」を推進する近畿経済産業局では、中小企業の若手後継者を対象に、新規事業開発の支援を展開しています。

キーワードは、「成長性」と「独自性」。
いま国や産業界からも、若い世代のアトツギが始める新たなビジネスに期待が高まっています。

とはいえ、中小企業のアトツギが、家業のフィールドで新しいビジネスを立ち上げていく過程では、スタートアップベンチャーとは何もかも事情が違います。家業の経営資源を活用できるというアドバンテイジと同時に、アトツギならではの苦労や障壁があります。

このトークセッションでは、株式会社サキノ精機4代目社長の﨑野雄生さんと、今まさにアトツギベンチャーとして新しい事業に取り組んでいる有限会社クレイエンジニアリングの宮川祐輔さんが登壇。
アトツギが新規事業に立ちはだかる障壁をどう乗り越えていくのか、「アトツギあるある」を本音で語りながら、来場の皆さんとの双方向でのディスカッションを交えて、事業化のヒントを探ります。

【開催日時】
2018年10月17日(水) 18:30~20:30(受付開始:18:00~)

【場所】
複合型交流拠点 ウィズあかし
〒673-0886 兵庫県明石市東仲ノ町6番1号 アスピア明石北館8階
URL:http://a-machi.jp/center/about

【定員】30名(要事前予約。満席になり次第締め切ります)

【対象】
家業を継いだ若手経営者・経営幹部、家業の承継を予定・検討している方、事業承継に関心のある支援機関など

【参加費】無料
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<ゲストスピーカー>
株式会社サキノ精機 代表取締役
一般社団法人明石青年会議所 理事長
﨑野 雄生 氏

大正12年(1923年)創業、今年で95年目となる株式会社崎野精機の4代目代表。
機械の製造と金属加工の2本柱で営んでいる。
2015年の「補助金制度」により、大幅な設備投資をし、金属加工で特に溶接板金に力を入れ始めたことをきっかけに、評判が広まり他社で工場長クラスの役職を担った方々が続々と入社しました。生産技術力はどんどん高くなり、溶接や製缶技術では県内トップレベルに。
また、経営計画書を社長就任の2016年から制作し、社員が一丸となり同じ方向性を共に歩んでいけるように努めている。様々な取り組みの甲斐あって、2015年12人だった社員は現在27名。また、2018年5月からM&Aをきっかけに新規事業としてバームクーヘン、パン、カステラなどのスライサー業界に参入し、食品加工用機械の開発をスタートした。
7月にようやく初号機を販売し、現在は大手コンビニのハンバーガーのバンズスライサーを開発中。採用されれば全国への販売が可能となっている。

有限会社クレイエンジニアリング
製造技術部 資材・管理Gr リーダ
宮川 祐輔 氏

平成2年、宮川祐輔氏の父が創業したFA自動機関連設備の設計製作会社。
社員数は現在30名。2018年8月に新工場を神戸市西区に建設。
クレイエンジニアリングに入社したが、現社長である父との意見の相違で、福岡県の住宅塗装会社の塗装工として奮闘していたが、ただの現実逃避と気づき、父親に頭を下げクレイエンジニアリングに再入社。
事業継承者としても大きなプレッシャーを感じつつ、父の創り上げた会社をより盛り立てたいと心躍らせ、中小企業のモデルカンパニーとなるべく、日々奮闘している。

<モデレータ>
「アトツギもかっこいい」を提唱するベンチャー型事業承継の伝道師
近畿経済産業局 NEXT INNOVATION 事務局 プロジェクトリーダー
大阪イノベーションハブ チーフプロデューサー
社団法人ベンチャー型事業承継 代表理事
株式会社千年治商店 代表取締役
山野千枝

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